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◆ルアーラインの選び方◆
ルアーフィッシングではロッド・リールと同様にルアーラインも重要なツールになります。
ルアーラインの種類は基本的にナイロンライン、フロロカーボンライン、PEラインの3種類になりますが 最近はさらに数種類の新素材ラインや環境対応型のルアーラインも出てきています。
どのルアーラインにも長所・短所があり、最終的には個人のフィッシングスタイルや好みで選ぶことになりますが 私は新素材にになるのか 「ファイヤーライン」を愛用しています。
また、ラインには太さやライン強度をあらわす単位などがありますが、ルアーフィッシングの基本となりますので是非覚えてください。
【ルアーラインの基本】
ルアーフィッシング用ラインでもっとも多く使われる単位は lb(ポンド)ですが、これは重さを表す単位で、1(lb)は453gになり、453gの引っ張り強度があるということになります。
もうひとつはこれまでのラインの単位で号数表示になりますが、これはラインの太さを表しています。
リールのところにも同じ表を載せましたが 関係は下記のようになります。
各ライン太さの換算(東レ) LB:ポンド 1号=4LB
ナイロン(号) |
1.5 |
2 |
2.5 |
3 |
4 |
5 |
6 |
ナイロン(LB) |
6 |
8 |
10 |
12 |
16 |
20 |
24 |
1(lb)=453g 例)2号=8(lb) 8×0.453s≒3.62s メーカの表示は4sと
なっています。
ルアーフィッシングにおいてラインの太さは重要になります、細いラインと太いラインで飛距離を比較した場合 当然抵抗の少ない細いラインが飛距離が延びるし、リトリーブ時も水の抵抗が少ない分だけルアーの情報は伝わってきます。
反面、細いラインは切れやすくなりますので 結局のところターゲットやロッド・リールのタックルさらにルアーサイズなどトータルで考える必要があります。
ロッドにも適合ライン強度の範囲があるし、リールにも巻き量の範囲がありますのでそれを参考にして、極端にバランスが悪くならないように注意します。
ラインの太さを決定するとき最も重要なのはターゲットとする魚ですが、大まかにはシーバスなどの比較的大型がおおい魚用と メバルなどのロックフィッシュ用の小物用と ワカシ・ソーダなどの青物用になりますが 目安は次のようになります。
・シーバス用 :10〜16(lb)ライン
ロッドがライトタックルの場合8(lb)でも良いが大物がヒットする場合も
多いので、最初は12(lb)位から始めたほうがよい
・ロックフィッシュ用 :4(lb)ライン
最初は4(lb)以下のラインは使用しないほうが良いでしょう。
・青物用 :10〜12(lb)
ライン タックルにもよりますが遠投出来るように細めにする。
イナダなど大きめの青物が釣れる場合は太目が良い、青物はパワーが
あります。
注意)いずれも先端にはショックリーダをつけるようにします。
【ライン用コーティングスプレー】
どのラインを使用しても、トラブルはつき物ですが、このフッ素コーティングスプレーをかけると、かなりトラブルは減少しますので ためしに一度使ってみてください。
バリバス以外のメーカからも出ています。
【ナイロンライン】
ルアーフィッシング用のラインの中では 最も初心者が扱い易いラインで、柔らかいので伸びもありますが 強度的には特に問題はなく、スプールへの馴染みもよく絡みも少ないので使いやすいラインです。
また、他のラインと比べると値段が一番安いので初心者向けのラインといえます。
ただし、他のラインと比べて吸水率が高いため劣化しやすいのと、紫外線の影響も受けやすく痛みやすいので定期的に交換する必要があります。
・伸び易い:30%位の伸びがあるがPEなど伸びないラインのショックリーダには良い。
・比重が軽い:平均比重が約1.2位なのでルアーが浮きやすくなる。
【フロロカーボンライン】
ルアーフィッシング用のラインとしてはベテラン向けのラインで、ナイロンに比べると伸びが少なくそのため感度は良いのですが癖がつきやすいラインです。
スピニングリールとの相性が悪いので私は殆ど使いませんが、バスフィッシング用のベイトリールには良く使われます。
また、吸水率が低いため殆ど水を吸わないのでナイロンラインより長持ちするのと、比重が重いので沈みやすい特徴があります。
さらに根ずれにも強いのですが、価格的にはナイロンラインに比べると 少し割高になります。
・伸びにくい:感度が良くなるので小さなアタリもとり易くなる。
・比重が重い:水に沈み易くなるのルアーの姿勢を維持し易くなる。
・吸水率が低い:劣化しづらいので長持ちする。
【PEライン】
繊維の細かい糸を編みこんだラインで、強度的にはとても強くラインの伸びもほとんどありません。
値段的には高価な部類のラインですが、その細さと強度・感度の良さは 他のラインとは比べ物にならないくらいで、同じ号数のナイロンラインと比べた場合 およそ2.5倍の強度があります。
また、ラインの伸びもほとんどありませんので魚のアタリを敏感に感じ取ることが出来ますが反面、はじいてバレてしまうことも結構あります。
ラインが柔らかく、細いので遠投時はかなり有利になりますが、軽いがゆえに強風時にはとても扱いにくくガイドに絡んだりとんでもないところまでラインがふくらんだりしますので取り扱いには注意が必要です。
また、堅く絡まってしまうと、これをほどくのはかなり大変で、そこから切れてしまうときも多く熱に弱いので根ずれなどを起こすと簡単にに切れてしまう場合がありますのでショックリーダーは必ず結ぶようにします。
注意点はすべりが良いラインなので結びずらいことです、いい加減に結ぶと解ける場合があるので注意が必要です。
私も以前はよく使っていたのですが ファイヤーラインが出回るようになってからは殆ど使わなくなりました。
・値段:値段は高いが長持ちするので結果的には経済的。
・強度:引っ張り強度は、他ラインの約2.5倍でとても強い
・比重は軽い:比重が軽く、水面に浮いてしまう。
・熱に弱い:根ずれに弱く切れる場合がある。
PEラインの強度 各ライン太さの換算(東レ) LB:ポンド 1号=4LB
ナイロン(号) |
1.5 |
2 |
2.5 |
3 |
4 |
5 |
6 |
ナイロン(LB) |
6 |
8 |
10 |
12 |
16 |
20 |
24 |
PE (号) |
0.6 |
0.8 |
1.0 |
1.5 |
2.0 |
2.5 |
(LB) |
8 |
10 |
12 |
16 |
20 |
30 |
【ファイヤーライン】
ファイヤーラインはPEラインと同程度の強度を持っていて、PEラインの弱点をカバーしたラインです。
細くてよく飛ぶし、強度・感度はPEラインと同等以上で比較的強風にも強く、比重も重いのでルアーが浮くこともありません。
値段的にはPEライン同様高価になりますが、丈夫で長持ちしますのであまり高く感じません。
現在、私のタックルについては殆ど 「ファイヤーライン」で構成しています、別にメーカの回し者ではありませんが とにかく一度使ってみることを薦めます。
注意点はすべりが良いラインなので結びずらいことです、いい加減に結ぶと解ける場合があるので注意が必要です。
【最新素材ライン】
コンポジット(フロロ+ナイロン)
新素材ラインと呼ばれているラインです。
ナイロンをフロロで包みこんだラインですがわたしはまだ使ったことはありません。
ナイロンラインとフロロラインの長所を組み合わせたラインで中間的性質のラインになりますがあまり評価されていないように見られます。
自然分解ライン
最近はすべての製品に環境問題がかかわってきていますので世の中の流れから行けば当然のような気がします。
特に捨てた釣り糸に魚や野鳥が絡んで怪我をしていることも多いので環境悪化防止の一環なのでしょう。
水中に残っても、数ヶ月で分解されて消滅するラインです。
いずれ、ルアーフィッシングに限らず すべてのフィッシングラインの主流になるのではないでしょうか!
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