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◆シーバスフィッシングを始めよう◆
シーバスフィッシングをこれから始めようとする人に向けて、これまでの経験をもとにしたシーバスフィッシングを紹介しますので参考にしてください。
よく行くポイントは「鶴見川」と「川崎地区」になりますので、そこを中心にこれからシーバスフィッシングを始める場合、どの時期が一番よいのか、また、どのようにして釣ればよいのか考えてみます。
シーバスはサイズや釣れるパターンは違いますが 年間を通して釣ることが出来ます。
1年間を考えたとき「冬から春の時期」と「夏から秋の時期」の二つのパターンに分類できると考えています。
「冬から春の時期」が1月〜6月で「夏から秋の時期」が7〜12月位を目安とします、暦の上では12月か〜2月が冬ですが海の冬は海水温度から陸より少し遅れるようで2〜3月頃になるそうでなので海の冬は3月までとして捉えておきます。
【冬から春の時期】
「冬から春の時期」特に1月〜3月は水温が低くなるためシーバスの運動能力は低下して、ルアーに対する反応も鈍くなっている時期で、ベイトも小魚ではなく「バチ」が主食になるためか餌の捕食も追いかけて食べるのではなく待ち構えて海水ごと吸い込むようになっているのではないかと想像しています。
鶴見川では1月〜2月はかなりつれない日々が続くこともありますが、全く釣れないということではなく釣りをするタイミングを考える必要があります。
海水は外気温とは違って比較的水温が高いのですが、その海水が上げ潮時には川にも入ってきますので、そのタイミングに合わせて釣りをすることで条件が合えば釣ることができます。
シーバスも生きるために必ず餌を食べているので、その場所とタイミングを色々な状況から想定してポイントを選び、ルアーをリトリーブします。
この時期の鶴見川シーバスはどうしてもセイゴクラスが多くなってしまうため、弱いものいじめをしないように最近は行かないようにしています。
行くときは潮の大きい日を選んで川の水が逆流しているときが海水が川に上がってきたときなので その時間帯を中心に始めて、川の流れが激しくなる頃までを目安に狙っていました。
ルアーのリトリーブはデットスローのただ引きが一番よく、カウントダウンしてレンジをいろいろ変えてリトリーブするようにします、この時期の最強メソッドではないでしょうか。
バチ抜けの時期に鶴見川で良く使うルアー
港湾地区のシーバスフィッシングでは少しでも水温が高めでベイトが多い場所を探します。
温排水が排出されている場所は比較的高水温が保たれていることが多くベイトも集まっていますのでベストのポイントになります。
また、日中に日当たりが良くて海水温が上がりやすく、比較的風当たりの弱い場所、さらに付け加えるとすればあまり潮が通らない場所は淀んで海水温が高めになりますので狙い目になります。
私の行くところにも排水口が数箇所あるのですが簡単にいけるようなとこは当然人が多くなりプレッシャーが高くて中々釣果に結びつかないし、よく釣れる場所は私有地になってしまうので問題が起こることもあり難しいところです。
3月中旬ごろからは日中の気温も高くなり水温が上がり易くなるので殆どの場所で釣れ始めるようになり、このころからは産卵を終えた新しい群れも入ってくるし、バチ抜けも頻繁になるので良い場所を見つければ数釣りも出来る時期に入ります。
この時期はポンイントめぐりをしながらシーバスを追いかけまわす日々を送ります。
ルアーのメソッドについては この時期もベイトは「バチ」となるため基本はスローのただ引きがかなり有効と思っています。
4月一杯位まではベイトがまだバチが中心になっているようで大体このパターンが有効なのですが5月ころからバチ抜けが減って小魚が増えてくるため、シーバスも口を使うようになりリトリーブにも工夫が必要になります。
この時期から使用するルアーもバチ中心から小魚中心に切り替えていきます。
また、この頃から赤潮も発生し始めるのでラインが光って釣りづらくなる場所が多くなるので港湾地区では潮通しの良い場所を選ぶようにして、メインを鶴見川にして釣行するようになります。
「冬から春の時期」からシーバスフィッシングを始める場合は3月中旬以降が良いでしょう!
ベストは4月です。
【夏から秋の時期】
「夏から秋の時期」7〜8月の夏の時期については殆ど港湾地区・鶴見川には行かなくなります。
この時期になるとあっちこちで花火をやっていたり人が多すぎるのと 干潮時の匂いも強くなるのであまり気持ちよく釣りが出来なくなるのでシーバスフィッシングはオフシーズンとしています。
また、この時期になると ちょうど青物シーズンになりますので西湘地区や伊豆方面に行ってルアーフィッシングを楽しむ事にしています。
7〜8月の夏の時期については「鶴見川」「川崎地区」ともに釣れますが匂いと釣り人を気にしながらの釣りになります。
「川崎地区」の港湾部についてポイントを探すときは、潮がよく通り、水中酸素が充分な場所を選択するようにします。
水面が赤潮でとてもシーバスが居ないような所でも水深があればシーバスは底の方に居るだろうし、底の方を潮が通っている場合もありますので、水深のある場所では、まず最初に岸壁直下のボトムにステイしているシーバスを狙ってみてください。
また、この時期のシーバスのベイトは鰯などの小魚になりますのでポイントに着いたらベイトのチェックをしてから、ルアーのサイズやカラーを考えてリトリーブするように心がけます。
当然ベイトが小魚なので いろいろアクションをつけてリトリーブするようにことで釣果を延ばすことができます。
パターンは何でもありで「スピードの変化」「ストップ&ゴー」トゥイッチやジャークによって、リアクションバイトさせるのが効果的でしょう。
また、高水温の時期は港湾部に比べると河川の方が有利になります。
水流が常にあり上流から比較的低温の水が流れてくるため、水温自体が極端に上がらないためシーバスにとっては避暑地みたいなもので 特に大きな橋の下は絶好の別荘になります。
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9〜12月はシーバスが一番元気で活性の高い時期といえます。
水温も落ち着いてきますし、どこに行ってもベイトも多い時期ですから、とにかくシーバスを狙ってルアーを投げてみます。
この時期のシーバスは運動能力も高く、大型のシーバスも多くなるのでタックルも少し強めのものが安心してルアーフィッシングが出来ます。
また、ベイトフィッシュも活発に動き回る鰯などの小魚がメインになりますので、シーバスにアピールしてバイトをさせるためにはするにはタダ巻きでは心もとないので、いろいろなルアーとメソッドのテクニックを使って活性をあげてリアクションバイトを誘うようにします。
ルアーに激しい動きをさせてもシーバスは完全についてきます、足元で引き返すのはルアーの動きを見切られたと思ったほうが良いでしょう。
バイトについても春の吸い込むようなものとは違い、はっきりとしたアタリでバイトしてきますのでそのとき思いっきりあわせるようにします。
この時期の鶴見川については大型のシーバスが多くなり橋の上から注意深く観察しているとたまにボラとはちがう魚体を確認することも出来ます。
「夏から秋の時期」からルアーフィッシングを始める場合は 9月頃が良いのですが、この時期は釣り人がとても多いのでトラブルに注意して始めましょう。
秋のシーズンに良く使うルアー
【基本メソッド】
メソッドの基本は「このベイトは簡単に食えそうだ」とシーバスに思わせるためのテクニックだと思っています、実際にベイトの群れが入っていると同じような動きをしているベイトをよく見かけることがありますので、注意深く観察してテクニックを磨きましょう。
●ただ巻き
ルアーフィッシングの基本といえます、ただリールを一定のスピードで巻いてルアーに余計なアクションさせないようにリトリーブする方法です。
実際にやるとリールを巻くときロッドがぶれてしまいますので慣れが必要です。
特に、早めのリトリーブは比較的簡単に出来るようになるのですが、デットスローまで自由に出来るようになるには経験が必要で常に練習を心がけます。
練習のときのルアーはラパラがよくロットにルアーの動きが伝わってきますので伝わってきた感触とルアーのスピードを確認しておくようにしていると大体わかるようになります。
ただ巻きは水温が低くシーバスの動きが鈍い時期やバチ抜けの時期には特に有効なメソッドで、リールを一定のスピードで巻きルアーの動きを常に把握しながらリトリーブし、ほんの僅かな変化を敏感に感じとれるようにしていることが重要で 「アタリ」と思ったら瞬間的に合わせるようにします。
また、毎回同じスピードではなく、スピードを変えながらストラクチャーと絡めてリトリーブすることでさらにヒットの確立は上がります。
●ストップ&ゴー
巻いている途中でリールを一瞬止めたりしてルアーのスピードに強弱を与えるリーリング法です。
止めるといっても普通は1秒程度の瞬間的な動作で、逆に止める時間を長くしてしまうと警戒させることになってしまいます。
スピードに緩急をつけることでシーバスにアピールしてアタックさせるようにする。
よくラインを巻き取ってルアーが止まった瞬間にアタックをかけてくる場合が多い。
●トィッチ
ロッドティップを小刻みに左右に振り、リトリーブ中のラインテンションに強弱を与えてルアーを左右に振るテクニックです。
シーバスへのアピール度が高いため、非常に有効なメソッドだが、テンションをかけるとノーズダイブを起こして見切られてしまう恐れもあるので、明るい時間に練習してよく使うルアーのアクションを確認しておくようにします。
●ドッグウォーキング
トゥイッチを少し大きめにしたアクションのことで、ルアーを左右にひら打たせるテクニックです。
犬が歩くときにシッポを振る動きが由来となっている。
注意したいのは ルアーに大きくラインテンションを掛けるとシンキングルアーなどリップがついている場合、頭を下に下げる姿勢(ノーズダイブ)になりシーバスに警戒されてしまう可能性があるのでルアーのアクションを明るい場所で確認して把握しておくようにします。
●ジャーク
リトリーブ中にロッドを振り上げて ルアーにひら打たせるテクニックです。
これは実際の弱った小魚がのた打ち回ったり浮上したりするのに似せたアクションで、シーバスも弱っているベイトを狙っているので思わずアタックして来ることを期待しよう。
アクションの大きくするときは大きくロッドを振り上げますが、ロッドティップを50cm程度軽くピッ引き上げてジャークさせたりもします。
●シェイク
ロッドティップを上下に小刻みに震わせてルアーにアクションを与えるテクニックです。
ジャークほど大きなロッドワークはしないでティップだけを振るわせるようにする。
これは小魚が水面でわずかに上下にのた打ち回っているような動きをイメージしたアクションです。
●テクトロ
自分の足でロッドを抱えてトローリングする釣法。
テクテクトローリングなのでテクトロと言うが、広い埠頭や足場がよく整備された河川などの護岸で有効な方法でラインを5m以上出してゆっくり歩き回る。
好みは分かれるがかなり有効な方法で、愛好者は多いのでは?
●8の字
ルアーを足元直下で水面に「8の字」を描くように泳がせる釣法。
リトリーブしてきたルアーが足元に来たところで行うと、追いかけてきたシーバスが引き返さずに思わず飛びついてしまうのが狙いです。(たまに釣れますよ)
シーバスは水面を強く意識しているため、ベイトが水面をクルクル回っていると思ってアタックしてくる。
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